ヤナセは14日、特殊車両などの事業を手がける「機械事業部」を11月1日付けで廃止し、車体製造や架装事業を手がける殿内製作所(横浜市)に事業部門ごと売却したと発表した。
同社は、事業を高級輸入車の販売に特化する事業再構築を進めている。特殊車両事業は、コア事業の輸入車販売との相乗効果が得られいくいため撤退し、事業部門を売却することにした。
ヤナセからの譲渡を受け、殿内製作所は、新会社「ワイ・エンジニアリング」を全額出資で設立した。従業員を引き継ぎ、特殊車両や鉄道用車両の輸入販売などの事業を継承する。