3日午後、愛知県新城市内の国道151号線で、56歳の女性が運転する軽自動車が対向車線側に逸脱し、55歳の男性が運転する乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で2人が死亡、4人が重軽傷を負っている。
愛知県警・新城署によると、事故が起きたのは3日の午後1時35分ごろ。新城市井代付近の国道151号線で、56歳の女性が運転する軽自動車が緩やかな左カーブを曲がりきれず、対向車線側に逸脱。直後に対向車線側を順走してきた55歳の男性が運転する乗用車と正面衝突した。
この事故によって双方のクルマは大破。逸脱側のクルマに同乗していた60歳の男性と82歳の女性が全身を強く打って間もなく死亡。運転していた女性と、同乗していた80歳の男性が骨折などの重傷を負った。また、順走側のクルマの運転者を含む2人も重軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。
警察では運転者の回復を待って、双方から業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だが、現状では逸脱側の速度超過が事故の主因とみられている。