運転席窓ガラスを金属弾直撃…改造エアガンか

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京都府警は25日、前日の24日に京都府亀岡市内で発生した乗用車のガラス破損事件について、改造エアガンから発射された金属弾によって加害されたことを公表した。運転席側を狙撃されており、警察では悪質な器物損壊事件として捜査を開始している。

京都府警・亀岡署によると、問題の事件は24日の午後4時5分ごろに発生している。亀岡市安町付近の国道372号線で、33歳の女性が運転するクルマが信号待ちをしていたところ、運転席側の側面ガラスが「バーン」という音ともにクモの巣状にヒビが入り、直後に全体が崩れ落ちた。

通報を受けて駆けつけた同署員が車内の捜索を行ったところ、後部座席の付近からベアリング球と思われる金属弾1個を発見。状況から発射ガス圧を高める改造を加えたエアガンで狙撃されたものと断定した。交差道路の国道9号線側から対向車線を進行してきたクルマから狙撃されたものとみられるが、女性は警察の調べに対して「対向車のことはよく覚えていない」と話しているという。

警察では悪質な器物損壊事件として捜査を開始しているが、明らかに運転者を狙って狙撃したものであり、場合によっては運転者に危害が加えられていた恐れもあることから、今後類似の事件が起こる可能性もあるとして警戒を強め、周辺でのパトロールを強化する方針だ。

《石田真一》

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