国道から逸脱、40m下の海岸に転落

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11日、石川県志賀町内の海岸で、崖から転落したとみられる乗用車が炎上しているのを海で漁を行っていた漁船が発見。警察に届け出た。クルマは近くの国道から逸脱したとみられ、大破したクルマの車内で2遺体が発見されている。

石川県警・羽咋署によると、事故が起きたのは11日の午前2時40分ごろ。志賀町富来牛下付近の海岸で火の手が上がっているのを、沖合いでイカ釣り漁をしていた漁船の乗組員が発見し、警察に届け出た。

同署員が現場に急行したところ、約40m下で大破炎上しているクルマを確認。消火作業はほとんどできないままクルマは全焼し、鎮火後に車内から性別不明となった2人の遺体を発見、収容している。

クルマは発見現場の約40m上を通る国道249号線のカーブを逸脱し、そのまま転落したとみられている。クルマはナンバーからレンタカーと判明。記録によると奈良県内の男性が借り受けたことになっているという。警察では死亡した2人の身元を調べる方針だ。

《石田真一》

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