2日深夜、京都府京都市南区内で、少年3人が乗った原付バイクと乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していたとみられる14歳の少年と、同乗していた12歳の少年が骨折などで重傷。9歳の男児が打撲などの軽傷を負っている。
京都府警・九条署によると、事件が起きたのは2日の午後11時ごろ。京都市南区上鳥羽堀子町付近の市道で、右折しようとしていたとみられる3人乗りの原付バイクと、直進していた36歳の男性が運転する乗用車が正面衝突した。
衝突によって原付バイクは転倒。乗っていた3人が次々と路上に投げ出された。このうちバイクを運転していたとみられる14歳の少年と、同乗していた12歳の少年が鎖骨や腕の骨を折る重傷、9歳の男児が頭を打つなどの軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。乗用車の男性にケガは無かった。
警察では業務上過失傷害容疑で双方の運転者から事情を聞く方針だが、少年が運転していたバイクは盗難車の可能性も高いとみて、少年の回復を待ち、入手経路を含めて追及したいとしている。