2日、秋田県秋田市内の国道で、右折中の大型トラックがバランスを崩して横転し、積荷のアルミ缶スクラップ約10トンを道路や歩道に散乱させる事故が起きた。幸いにも巻き込まれた歩行者や車両は無く、37歳の男性運転手にもケガは無かった。
秋田県警・秋田署によると、事故が起きたのは2日の午前9時ごろ。秋田市川尻大川反付近の国道7号線で、交差点を右折しようとしていた37歳の男性が運転する大型トラックがバランスを崩して横転した。
このトラックには、リサイクル材料用のアルミ缶スクラップ約20トンが積載されていたが、このうち10トン近くが路上に散乱。近くの歩道などを埋め尽くした。だが、事故発生が日曜の朝ということもあって交通量は少なく、歩行者もいなかったために負傷者は発生しなかった。トラックを運転していた男性もシートベルトをきちんと着用しており、こちらもケガは無かった。
警察では「トラックがスピードを完全に落とさないまま右折したため、遠心力によってバランスを崩したことが事故につながった」とみて、運転していた男性から詳しく事情を聞いている。