GM、中国で燃料電池技術をアピール

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GM、中国で燃料電池技術をアピール
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ゼネラルモーターズ中国は、中国上海市で燃料電池技術に関する展覧会を開催する。この展覧会は、中国の人に持続可能な輸送手段についての理解を深めてもらうことを目的に開催するもの。
 
GM中国、SAICモーター・コーポレーション、上海科技館(SSTM)の共同開催で、GMと上海汽車工業総公司(SAIC)が昨年締結したクリーン・エネルギー自動車に関する契約の一環。
 
上海科技館で18カ月間にわたって行われる「水素の未来、水素の世界」と題した展示会は、これまで中国で開催された展示会の中で最も長い開催時期で、包括的な展示会となる。展示会では、燃料電池自動車やその構成部品の実物が展示されると同時に、燃料電池技術による最近の成果や、水素社会がもたらすよりクリーンな未来に関する写真や映像を公開する。
 
GM中国グループのケビン・ウェール社長は「中国におけるクリーン・エネルギー自動車の開発に際し、中国の人々や行政機関及び産業界に、より多くの利益をもたらすための包括的な取り組みの一環として、展示会を開催する。GMでは、水素社会の実現に向けた努力は、最終的には持続可能な輸送手段を生み出すためのものであると考えている」とコメントしている。
 
展示会には、GM初の燃料電池自動車である『ハイドロジェン・ワン』、燃料電池駆動システムとバイ・ワイヤー技術が融合された『オートノミー』、GMと汎アジア技術自動車センターが上海市に設立した合弁会社によって開発された燃料電池自動車『フェニックス』を含む先端技術を搭載したクルマを出展する。

また、展示会では、燃料電池スタック、燃料電池駆動システム、燃料電池自動車用電子制御式トラクションシステム、水素貯蔵タンクなども展示する。

《レスポンス編集部》

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