富士通テン/イクリプスは28日、AVNのニューモデルとして2DIN型AVN『AVN7905HD』を発表した。最大の特徴は、運転席側と助手席側とでは異なる映像が同時に表示できる「デュアルディスプレイ機能」だ。
AVN7905HDは30GBのHDDを内蔵し、DVDビデオ再生に対応するほか、アナログTVチューナ、MD、メモリースティックスロットも備えた2DIN型オールインワンAVN。
世界初の「デュアルディスプレイ機能」は、たとえば運転席側はナビ画面を表示し、助手席側はDVDビデオを表示するといった使い方ができる。助手席側のみナビ画面を表示する専用モードに切り替えれば、走行中でも助手席に座った人がナビ操作を行うこともできる。
なお、デュアルディスプレイ機能のON/OFFは「DUAL AVN」のボタンを長押しすることで切り替えられ、助手席ナビ画面モードの切り替えも同一のボタンで手軽に行なえる。
搭載されるナビ機能やAV機能は、基本的に2005年夏モデルとして登場したものと同じ。操作ボタンを「アクティブ・ウイング」と呼ばれる角度可変式の操作パネルに集約し、使いやすい角度に設定できるのも同じだ。その他、30GB・HDDの採用や地上デジタル放送への対応を図っているのも同様である。