25日、岐阜県穂積市内の国道で、走行中の乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱し、対向車線側を走行していた別の乗用車と正面衝突した。双方のクルマは大破し、3人が死亡している。
岐阜県警・北方署によると、事故が起きたのは25日の午後10時55分ごろ。瑞穂市穂積付近の国道21号線で、走行中の乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた34歳の女性が運転する乗用車と正面衝突した。
この衝突によって双方のクルマは大破。逸脱側のクルマに乗っていた男性2人と、順走側の女性1人は近くの病院に収容されたが、全身強打で全員が死亡している。
警察では逸脱側のクルマがスピードを出し過ぎていたことが事故の直接原因とみているが、死亡した男性2人の身元は判明しておらず、警察ではナンバープレートの情報などから特定を急ぎたいとしている。