ひき逃げ事件目撃、容疑車両追走

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24日、埼玉県さいたま市桜区内の国道で、左折していたトラックが、横断していた男性をはねたまま逃走する事件が起きた。目撃したクルマの運転者が追跡。警察は36歳の男を緊急逮捕している。

埼玉県警・浦和西署によると、事件が起きたのは24日の午後5時40分ごろ。さいたま市桜区田島付近の国道17号線(新大宮バイパス)から交差道路に左折していた普通トラックが、横断中の男性をはねるのを近くにいたクルマのドライバーが目撃した。

はねた男性を振り落としたトラックはそのまま現場から逃走したため、このドライバーはトラックの後を追走。約1km離れた場所にある駐車場に入ったことを確認。入口近くで動向とナンバープレートを確かめながら警察に通報した。

通報を受けた同署員は現場に急行。被害者の男性は間もなく死亡したことから、警察ではトラックを運転していた36歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で緊急逮捕している。

警察の調べに対し、男は事故を起こした事実を否定。「石を踏んだような気はしたが、人をはねたとは思えない」などという供述を繰り返している。死亡した男性の身元も判明しておらず、警察では 引き続き調べを進めている。

《石田真一》

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