本線上を7km逆走、東名高速で正面衝突事故

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24日、静岡県掛川市内の東名高速道路下り線で軽自動車が逆走し、乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で衝突された側のクルマに乗っていた2人が死傷している。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは24日の午前4時15分ごろ。掛川市岡津付近の東名高速道路下り線で、本線上を逆走していた軽自動車と、順走していた乗用車が正面衝突した。双方のクルマは大破し、順走側のクルマに同乗していた80歳の女性が前進強打で間もなく死亡。運転していた58歳の男性も全身打撲の重傷を負った。

警察では逆走車を運転していたブラジル国籍を持つ48歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡確認後は容疑を同致死傷に切り替えて捜査を続けている。

調べによると、この男は「袋井インターチェンジから逆走を行った」と供述しており、これが真実だとすれば事故現場まで約7kmの区間を逆走していたことになる。警察では逆走の経緯を調べている。

《石田真一》

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