日産自動車が発表した8月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比11.6%増の25万2333台と8月として過去最高で、2ケタのプラスとなった。
国内生産は同3.2%減の9万3349台となった。現地生産シフトによって輸出が減ったことが影響した。
国内販売は同16.1%増の5万4943台と大幅に前年を上回った。新型『セレナ』や『ノート』、軽自動車の『オッティ』が好調だった。
輸出は現地生産シフトの影響で、北米向け、欧州向けが不振で同11.0%減の4万7850台だった。
海外生産は同22.7%増の15万8984台と、大幅に増加した。主力の米国が同7.0%増となったのをはじめ、メキシコや英国、とくにその他地域の中国で『ティーダ』や『ティアナ』の生産が増加した。