走行中のクルマから爆竹

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23日朝、兵庫県神戸市灘区内で、通学途中の女子中学生に対し、走行中のクルマから爆竹のようなものが投げつけられる事件が起きた。女子中学生にケガは無かったが、警察では悪質な暴行事件として捜査を開始している。

兵庫県警・灘署によると、事件が起きたのは23日の午前8時30分ごろ。神戸市灘区上野通3丁目付近の市道を、14歳の女子中学生2人が体育大会に出席するため、学校に向けて歩いていたところ、足元に何かが落ち、直後に「パンッ」という乾いた破裂音が響き、同時に白煙が立ち上ることに気づいた。このうちの1人は足に痛みを感じたが、外傷も確認できないことからそのまま学校に向かい、学校に着いた時点で教師に報告。学校側が警察に通報した。

警察が現場を確認したところ、現場には爆竹のような破片が残されていた。女子中学生は「付近には自分たち以外に歩いている人は無く、クルマが通り過ぎた後に爆発が起きた」などと話していることから、警察では歩いている女子中学生に向かい、何者かが走行中のクルマから爆竹を投げつけたものとみて、悪質な暴行事件と断定として捜査を開始した。

また、このような事件は数件連続して起きることが珍しくないことから、警察では周辺でのパトロールを強化して、不審車両の洗い出しなども継続して行う方針だ。

《石田真一》

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