17日、茨城県守谷市内の常磐自動車道下り線で、中央分離帯に衝突した乗用車が走行車線側まで弾き飛ばされ、第1車線を走行していた乗用車に激突する事故が起きた。この事故で衝突された側のクルマは横転。乗っていた4人のうち、運転者を含む2人が死亡している。
茨城県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午後4時10分ごろ。守谷市大柏付近の常磐自動車道下り線で、追越車線(第3車線)を走行していた26歳の男が運転する乗用車が中央分離帯に衝突。左側に弾き飛ばされ、走行車線(第1車線)を走行していた30歳男性が運転する乗用車の側面部に激突した。
この弾みでクルマは横転。運転していた男性と、後部座席に同乗していた24歳の女性が頭を強打し、収容先の病院で間もなく死亡。他の2人も打撲などの軽傷を負っている。衝突側のクルマに乗っていた4人にケガは無かった。警察では衝突側のクルマを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。
現場は片側3車線の見通しが良い直線区間。警察の調べに対し、追突側のクルマを運転していた男は「ハンドル操作を誤った」などと話しているという。