大阪府泉佐野市や貝塚市で、走行中のクルマの車内から登校途中の中学生や高校生に向かって若い男がエアガンを乱射し、数十人が負傷した事件について、大阪府警は16日、18歳と19歳の少年を暴力行為法違反容疑で逮捕した。
大阪府警・泉佐野署、同・貝塚署によると、事件が起きたのは16日の午前7時30分から午前8時20分ごろに掛けて。泉佐野市と貝塚市で若い男らがクルマの中からエアガンを合計3カ所で乱射。通学中の中学生や高校生など多数が負傷したというもの。
警察では目撃情報から、泉佐野市内に在住する18歳と19歳の少年が容疑に関与していたと断定。任意で事情を聞いていたが、うち1人が「騒ぎになれば面白いと思った」などと供述。連続して発生した3件の事件全てに関わったことを認めたため、暴力行為法違反容疑で逮捕した。
事件には別の少年3人も関与していたとみられることから、警察では逃走を続ける残る3人の行方を追っている。
