居眠り運転か? 追突で10人死傷

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11日、大阪府高槻市内の名神高速道路下り線で、普通トラックが前走するワゴン車に追突。このワゴン車が別のRVにも接触して横転する事故が起きた。この事故によって車外に放出された7歳の男児が死亡、他の9人が重軽傷を負っている。

大阪府警・高速隊によると、事故が起きたのは11日の午前2時15分ごろ。高槻市上土室付近の名神高速道路下り線で、第2車線(走行車線)を走っていた34歳の男が運転する普通トラックが、前方を走っていた33歳の女性が運転するワゴン車に激突した。ワゴン車は弾みで追越車線に弾き飛ばされ、ここで別のRVと接触し、その後に横転した。

この事故により、ワゴン車に同乗していた7歳の男児が車外に放出され、全身を強く打って死亡。ワゴン車とRVに乗っていた9人が骨折や打撲などの重軽傷を負い、近くの病院に収容され、手当てを受けている。警察では普通トラックを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男児の死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は片側3車線の見通しが良い直線区間で、逮捕された男は「気がついたらワゴン車が前にいた」などと話している。警察では居眠り運転の可能性も視野に入れ、事故当時の状況について、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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