死亡ひき逃げした暴力団員を匿った男を逮捕

自動車 社会 社会

神奈川県警は8日、死亡ひき逃げ事故を起こした暴力団員を保護したとして24歳の男を犯人隠避の容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。暴力団員は死亡ひき逃げ事故を起こし、男に対し容疑車両の証拠隠滅を指示した。

神奈川県警・浦賀署によると、問題の事件は7月28日の午後8時10分ごろに発生している。神奈川県横須賀市野比1丁目付近の国道134号線で、道路を横断していた80歳の女性が乗用車にはねらる事件が起きた。このクルマを運転していた29歳の暴力団組員の男は現場から逃走。自分の指揮下にある暴走族のメンバーに証拠隠滅を指示し、さらには自分の身柄も隠すように命じた。

これを受けた24歳の男は組員の男を自宅に匿ったが、クルマの証拠隠滅を行った少年が逮捕され、その供述から事故を起こした組員と、自宅に隠匿した男の存在が明らかになっていた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース