車台番号を入れ替えていた男を逮捕

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静岡県警は7日、既登録のクルマから車台番号やナンバーを取り、別の同型車に移植していたとして、44歳の男ら4人を道路運送車両法違反容疑で逮捕した。盗んだクルマに移植して発覚逃れを行おうとしていた可能性も高く、警察で調べを進めている。

静岡県警・富士署によると、道路運送車両法違反容疑で逮捕されたのは、三島市内に在住する44歳の飲食店経営者の男ら4人。この4人は共謀し、すでに登録されたクルマのナンバープレートや車台番号を別のクルマに移植し、そのクルマと偽って使用したり、転売していた疑いがもたれている。

移植は同型式のクルマ同士で行われるために発覚しにくく、この方法を使うことによって、盗みによって調達したクルマ(走行距離が少なく、新しい)と入れ替えることも可能だという。

容疑者宅からは、ナンバーの無い高級車が合わせて20台以上発見されており、警察では古くなった既登録車と、盗んだクルマの車台番号を入れ替えることで正規ルートで転売していた可能性も高いとして、逮捕した4人を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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