軽微な違反でパトカーが追跡したクルマ、重大事故を起こす

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4日、茨城県つくば市内で、交通違反を行ったとしてパトカーに追跡されていた乗用車が信号無視をして交差点に進入。67歳の男性が運転する乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。この男性は全身を強く打ち、間もなく死亡している。

茨城県警・つくば中央署によると、事故が起きたのは4日の午前1時ごろ。つくば市小白硲の市道で、パトカーに追跡されていた乗用車が赤信号を無視して交差点に進入。青信号に従って交差道路を進行してきた67歳の男性が運転する乗用車と出会い頭に衝突した。

双方のクルマは大破し、男性は全身を強打して間もなく死亡。信号無視を行った側の運転者は現場にクルマを残したまま逃走しているが、重傷を負っている可能性も高いという。

同署によると、信号無視を行ったクルマは現場から約1.5kmほど離れた別の交差点でウインカーを点灯させずに曲がっていくのを発見され、直後から道路交通法違反(合図不履行)容疑で追跡を開始していた。しかし、逃走するクルマの速度があまりにも速く、危険を感じたためすぐに追跡を中止したと説明している。

《石田真一》

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