正面衝突で5人死傷…シートベルト未着用

自動車 社会 社会

21日夜、北海道紋別市内の国道で、乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡。4人が重軽傷を負っている。

北海道警・紋別署によると、事故が起きたのは21日の午後8時45分ごろ。紋別市小向付近の国道238号線で、58歳の女性が運転する乗用車と、22歳の男性が運転する乗用車が正面衝突する事故が起きた。

双方のクルマは衝突によって大破。58歳の女性が運転するクルマの後部座席にシートベルト未着用の状態で乗っていた85歳の女性が全身打撲で死亡。助手席に同乗していたとみられる53歳の女性が頭部強打で意識不明の重体。運転していた女性も骨折などの重傷を負った。また、もう一方のクルマを運転していた男性は打撲などの軽傷。同乗の女性が骨折などの重傷を負ったが、シートベルト着用の有無はわかっていない。

現場は片側1車線の緩やかなカーブで、当時は強めの雨が降っており、路面が滑りやすい状態だった。警察ではどちらかのクルマが対向車線側に逸脱したものとみて、双方の運転者から業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース