日本ミシュランタイヤは、タイヤ寿命向上と省燃費性を両立させた日本向けトラック・バス用オールシーズンタイヤ『XJE4 MIX ENERGY』を9月1日から順次発売する。発売サイズは全4サイズで、価格はオープン価格。
従来のトラック・バス用の省燃費タイヤは、長距離走行で使用した場合、その省燃費性や高速走行性能が発揮されやすい反面、短中距離走行や市街地走行に使用された場合は、タイヤの寿命が低下するというデメリットがあった。また、一般的なトラックおよびバスは、渋滞時に発進・停止の繰り返しを強いられることが多いため、耐摩耗性にも優れた省燃費タイヤが求められている。
新製品はこうしたニーズに対応したタイヤで、3つの新開発技術「ENERGY ケーシング」「ENERGYコンパウンド」「ZZZサイプ」を採用し、相反するタイヤ寿命向上と省燃費性を高い次元で実現したと、している。
新たに採用した3つの「Energyテクノロジー」技術には、ミシュランの「グリーンタイヤ」のコンセプトを継承、転がり抵抗を低減し、燃費を向上させる技術を採り入れた。ドライバーにとって経済的であるのに加え、CO2などの排出を減らすことで、環境負荷の低減も図った。