19日、和歌山県御坊市内の阪和自動車道下り線で、ワゴン車が側壁に接触して横転し、後続の別のワゴン車が避けきれずこれに激突する事故が起きた。この事故で横転していたワゴン車に乗っていた1人が死亡、5人が重軽傷を負った。
和歌山県警・高速隊によると、事故が起きたのは19日の午前0時10分ごろ。御坊市野口付近の阪和自動車道下り線で、26歳の男性が運転するワゴン車が側壁に接触して横転。滑走中に後続の別のワゴン車が避けきれずに激突した。
この事故で横転した側のワゴン車は大破し、23歳の女性が車外に投げ出され、全身を強く打って死亡。後部座席に乗車していた23歳の女性2人が骨折などの重傷。運転者を含む男女3人が打撲などの軽傷を負った。追突した側のワゴン車に乗っていた4人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。
警察では横転した側のワゴン車を運転していた男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。死亡した女性と、重傷を負った女性はいずれもシートベルト未着用だったらしい。