タクシーを待たせてコンビニ強盗

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13日、熊本県熊本市内のコンビニエンスストアに男が押し入り、店員にナイフを突きつけて現金約10万円を奪い、近くで待たせていたタクシーに乗って逃走する事件が起きた。警察では翌未明に別のコンビニエンスストアに入ろうとしていた男を発見、強盗容疑で緊急逮捕している。

熊本県警・熊本北署によると、事件が起きたのは13日の午後11時ごろ。熊本市九品寺1丁目付近にあるコンビニエンスストアにナイフを持った男が押し入り、店員に刃渡り約15cmのサバイバルナイフを突きつけて「カネを出せ」と脅した。男はレジにあった紙幣約10万円分を奪い、近くで待たせていたタクシーに乗って逃走した。

警察では強盗事件として捜査を開始。男が同様の犯行を繰り返す可能性も高いとして警戒を強化していたところ、14日の午前4時15分ごろに別のコンビニエンスストアでよく似た風貌の男を発見。職務質問を行ったところ、犯行を認めたために強盗容疑で緊急逮捕した。逮捕されたのは53歳の男で、警察では計画的な犯行だったとみている。

男を乗せたタクシーも特定されているが、男は「ちょっと買い物をしてくる」と言ってタクシーを一旦降車しており、運転手も無線で強盗事件の発生を知ったものの、それを実行したのが自分の乗せた客だとは気がつかなかったと証言しているようだ。

《石田真一》

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