トラックの荷台で死んでいた女性

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8日未明、長野県富士見町内でトラックの荷台から50-80歳代とみられる女性の変死体が発見された。このトラックは大阪から埼玉まで大型機械を輸送しており、警察ではこの女性がいつ荷台に入りこんだのか、どのような理由で死亡したのかを調べる。

長野県警・茅野署によると、事件が起きたのは8日の午前1時30分ごろ。富士見町落合付近にある道の駅「信州蔦木宿」で休憩するために駐車場に入った51歳の男性から「トラックの荷台で見知らぬ人が寝ている」との通報が警察に寄せられた。

これを受けて同署員が現場に急行。荷台で倒れている50-80歳代とみられる高齢者の女性を発見。声を掛けたが反応は無く、体を揺さぶったところ、すでに死亡していたことが判明した。

このトラックは大型機械を埼玉県内まで運搬するため、7日午後に大阪府内の会社を出発。名神高速道路−小牧ジャンクション−中央自動車道を経て中津川インターチェンジで降り、その後は国道19号線と同20号線を通って富士見町内に至ったという。途中の中津川市内でも休憩を取ったが、その際には荷台のチェックをしておらず、女性がどの段階で荷台に入りこんだのかはわからないとしている。ただし、状況的には中津川市内で…ということになるようだ。

女性は身元が明らかになるものは身につけておらず、警察では認知症などが原因で徘徊していた可能性もあるとして、捜索願が出ていないかどうかについても調べを進めている。死亡した女性は身長が約145cmでやせ型。ピンクの長袖ブラウス、紺色のズボンを着用し、白髪をポニーテール状に赤色のゴムで束ねていた。

《石田真一》

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