5日夜、埼玉県嵐山町内の関越自動車道上り線で、39歳の男性が運転するバイクが転倒し、路上に投げ出された男性が後続のクルマ3台にはねられて死亡する事故が起きた。警察では業務上過失致死容疑で3台の運転者から事故当時の状況について話を聞いている。
埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午後9時10分ごろ。嵐山町越畑付近の関越自動車道上り線で、39歳の男性が運転するバイクが単独で転倒。男性は路上に投げ出されて滑走、直後に通過した3台のクルマに相次いではねられた。男性は即死している。
警察では3台のクルマの運転者から事故当時の状況を聞いているが、事故の発生時間帯が夜間であり、いずれのクルマも高速で走行していたために避け切れなかったとみられている。
この事故の影響によって、関越道上り線は事故現場を含む花園インターチェンジ(IC)−嵐山小川IC間が約11時間に渡って閉鎖となった。