大型トレーラー出火、道路沿いの倉庫に延焼

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5日午後、香川県大野原町内の県道で、信号待ちのために停車しようとしていた大型トレーラーから突然出火した。34歳の男性運転手は飛び降りて脱出したが、トレーラーはそのまま約100mを無人のまま滑走。近くの倉庫にも延焼する事故となった。

香川県警・観音寺署によると、事故が起きたのは5日の午後2時30分ごろ。大野原町福田原付近の県道を走行していた34歳の男性の運転する大型トレーラーが信号待ちのために停車しようとしたところ、運転席後部のエンジンルーム付近から突然出火。瞬く間に火の手が立ち上った。

運転していた男性は身の危険を感じて運転席から脱出。トレーラーは対向車線側に逸脱しながら無人のまま約100m滑走し、最終的には道路右側の側溝に脱輪して停止した。しかし、火の勢いは衰えず、間もなく道路沿いに立つ倉庫に延焼。この倉庫の2階部分(約16平方メートル)を焼き、約30分後にようやく鎮火した。事故によるケガ人は出なかった。

警察と消防で出火の原因を調べているが、エンジンルームや燃料タンク付近の燃え方が著しいという。

《石田真一》

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