ホンダ、イネの培養特性に関わる遺伝子を発見

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ホンダは8日、イネの培養特性を高める遺伝子を世界で初めて発見したと発表した。研究開発子会社と名古屋大学の共同研究によるもので、研究論文は近く米国科学アカデミーが発行する雑誌に掲載される。

コシヒカリなどの優良なイネの品種は培養特性が一般の植物にくらべ劣ることから効率的な組織培養が難しく、品種改良に膨大な時間がかかっていた。今回、イネの培養特性を高める遺伝子「PSR1」を発見したことにより新しい品種の遺伝子設計が可能になり、従来15−20年かかっていたイネの大幅な品種改良が3年程度で可能になるという。

ホンダは東北3県の農家と共同で実証実験を行い、短期間で新品種をつくる技術の確立をめざす。

《編集部》

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