24日、福島県福島市内の国道で、国道を進行していた大型観光バスが交差する市道を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。乗用車は衝突によって大破。乗っていた2人が死傷している。
福島県警・福島北署によると、事故が起きたのは24日の午前5時30分ごろ。福島市飯坂町平野付近の国道13号線で、郡山市方面に向けて進行していた大型観光バスと、交差する市道から飛び出てきた乗用車が出会い頭に衝突した。
バスは乗用車の運転席部分を直撃。運転していた35歳の男性が上半身を強打して間もなく死亡。助手席に同乗していた17歳の女性も意識不明の重体となっている。バスは改装中だったため、客は乗っておらず、運転していた60歳の男性運転手にもケガは無かった。
現場の国道は見通しの良い直線で、信号機も設置されている。警察ではどちらかのクルマが信号無視を行った可能性が高いとみている。死傷した乗用車に乗っていた2人の関係も判明しておらず、警察では経緯を調べている。