GMは、8月1日付けで投資銀行モーガンスタンレーのステファン・ガースキー氏を、GMの会長でCEOであるリック・ワゴナー氏の特別顧問として迎え入れることを明らかにした。
ガースキー氏はウォールストリートでもトップクラスの自動車部門のアナリスト、と定評があり、今回の人事は業界でも驚きを持って迎えられた。
ガースキー氏はモーガンスタンレーのグローバルオートモーティブとオートパートリサーチチームのシニアアナリストであり、業界関連の講演なども数多くこなしている。
3大企業格付け会社のうち2社までがGM株をジャンクボンド評価している現在、ガースキー氏の参入によりGMの財政再建が急速に進む事になるのか、周囲は注目している。