ホンダの福井威夫社長は20日、東京都港区の本社で会見し、今年度からの3カ年計画の取り組み方針などを明らかにした。
あらゆる分野でのエンジンの革新に取り組み、最終年度の2007年度には四輪車の世界販売を「400万台程度とイメージしている」と述べた。
四輪は04年度の実績(324万台)に対し、23%拡大させることになる。福井社長は地域別の見通しは示さなかったものの、「北米、アジア、中国など、ほぼ全地域で伸びる」と語った。
二輪は04年度比で39%増の1600万台を目指す。また、汎用は23%増の650万台と想定している。
最終年度の連結売上高については04年度より2割程度増加し、「10兆円を超える」(福井社長)との見通しを述べた。