スナックで飲酒の高校生、信号無視で事故

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10日、神奈川県愛川町内の県道で、18歳の少年が運転する乗用車が赤信号を無視して交差点に進入し、青信号に従って走っていた43歳の男性が運転する乗用車と出会い頭に衝突した。

この事故で双方のクルマに乗っていた5人が重軽傷を負っている。

神奈川県警・厚木署によると、事故が起きたのは10日の午前4時40分ごろ。

愛川町角田付近の県道交差点で、赤信号を無視して進行してきた18歳の少年が運転する乗用車が、青信号に従って右方向から交差点に進入してきた43歳の男性が運転する乗用車と衝突した。

少年の運転するクルマは、43歳男性が運転するクルマの助手席付近に直撃。このクルマの助手席に乗っていた27歳の女性が顔面や胸部を打撲する重傷。運転者を含む2人が打撲などの軽傷を負った。少年側のクルマでも運転者を含む2人が打撲などの軽傷を負っている。

現場に急行した警官が少年の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出。少年は「現場近くのスナックで酒を飲み、自宅に帰る途中だった」と飲酒の事実を素直に認めたため、警察ではこの少年を業務上過失傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕している。

警官が信号無視についても追及したところ、「うっかり見落としたらしい」と、悪びれる様子は無く淡々と語っていたという。

《石田真一》

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