トンネル内でバス出火、間一髪の脱出

自動車 社会 社会

6月29日、長野県佐久市内の上信越自動車道下り線・八風山トンネル内で大型観光バスの右後輪付近から出火。車体の後部を中心に半焼する事故が起きた。

バスには長野県内に林間学校に向かう途中の中学生など38人が乗っていたが、全員脱出している。

長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは6月29日の午前11時10分ごろ。佐久市香坂付近の上信越自動車道下り線、八風山トンネル内を走行していた大型観光バスの右後輪から出火しているのを運転手が発見した。

このバスには千葉県四街道市から立科町の女神湖へ林間学校に向かう中学生や引率の教師ら合わせて38人が乗っていたが、バスはトンネルを出たところで緊急停車。38人は車外に脱出し、後続のバスに避難したため無事だった。

運転手は消火器を使って火を消そうとしたが、エンジンルーム付近に引火して燃え広がったために断念。通報を受けて駆けつけた消防が続けて消火作業に当たったが、車体の後部を中心に半焼している。

バスは三菱ふそう製で、リコール対象となっていたものの、対象部品はすでに交換されていたという。また、毎月行っている定期点検でも特に異常は見られなかったという。

警察では出火の原因を調べるとともに、バス会社の整備担当者から整備状況についての聞き取りを行う方針だ。

この事故の影響により、上信越道は松井田・妙義〜佐久インターチェンジ間の下り線が3時間45分に渡って通行止めに。上り線も消火作業のため、同区間が約1時間の通行止めとなっている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集