ハム、ソーセージが散乱100m

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6月29日、石川県金沢市内の北陸自動車道で、大型トラックが横転。後続を走っていた別のトラック3台が相次いで追突するという多重事故に発展した。

横転したトラックは荷台部が破損し、積荷のハムやソーセージなどが約100mに渡って散乱している。

石川県警・高速隊によると、事故が起きたのは6月29日の午前4時ごろ。金沢市鳴瀬元町付近の北陸自動車道上り線で、大型トラックがガードレールに接触した弾みで横転。そのまま約150mを滑走した。

横転したトラックは2車線を塞ぐ状態となり、避けきれなかった後続のトラック3台がこれに追突。結果として4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故により、横転したトラックを運転していた男性が肩の骨などを折る重傷。また、このトラックの荷台が破損したことで、積荷の冷凍ハムやソーセージなど肉類の加工品が約100mに渡って散乱し、撤去が完了するまでの約7時間にわたり、一部が通行止めとなった。

現場は見通しの良い直線区間だが、当時は大雨による50km/h規制が行われていた。警察ではトラックが規制速度を超えて走行し、スリップした可能性もあるとして、運転手の回復を待って事故に至る経緯を調べる方針だ。

《石田真一》

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