パトカーを2回振り切ったルーレット族を逮捕

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警視庁は25日、首都高速を走行中に著しい速度超過を繰り返したとして、埼玉県越谷市内に在住する21歳の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。男はいわゆる「ルーレット族」で、高速道路を使ったタイムトライアルを行っていたとみられる。

警視庁・高速隊によると、道交法違反容疑で逮捕されたのは、埼玉県越谷市内に在住する21歳の男。

この男は5月21日の未明、東京都中央区築地5丁目付近と、同港区海岸1丁目付近の首都高速・都心環状線外回り(制限速度60km/h)で、それぞれ106km/h、101km/hで走行した疑いがもたれている。

男は都心環状線などを猛スピードで暴走し、タイムを競うあうルーレット族の一員で、この日も仲間のクルマ数台と暴走行為を行っていたとみられる。

パトカーの追跡は2回で、それぞれ別の時間帯に行われているが、男のクルマは車列の合間を縫うように進み、パトカーの追跡を完全に振り切ったという。

警視庁では「重大な事故が発生する危険性が高く、積極的な取り締まりを実施したい」としているが、ルーレット族の潜在数は微増しているとの指摘もあり、週末の深夜から未明に掛けてのパトロールを今後も強化して、摘発を進めていく方針だ。

《石田真一》

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