13トン、トンネル内で積荷が対向車線に落下

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21日、福井県南越前町内の国道で、トンネル内を走行していた大型トレーラーから重さ約13トンの積荷が対向車線を完全に塞ぐかたちで落下。対向の大型トラックがこれに正面衝突する事故が起きた。

この事故で大型トラックを運転していた34歳の男性が足の骨を折る重傷を負っている。

福井県警・武生署によると、事故が起きたのは21日の午後11時ごろ。

南越前町大谷付近にある国道8号線のトンネル内で、55歳の男性が運転する大型トレーラーに積載されていた精密機械(高さ、幅ともに約3m、重さ13トン)が左カーブを走行中に落下。そのまま対向車線を完全に塞ぐようにして落ちた。

この直後、対向車線を走ってきた34歳の男性が運転する大型トラックがこれに正面衝突。落ちていたのが重量物ということもあり、トラックは前面部が大破。運転していた男性が右足の骨などを折る重傷を負った。

警察では事故の原因を調べているが、積荷の固定方法が適切ではなく、進行中に固定するロープが徐々に緩みだし、カーブを走行した際の遠心力で外側に向かって投げ出されたものとみている。

《石田真一》

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