職務質問から逃れようと、パトカーを破壊

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17日午前、熊本県荒尾市内のスーパーマーケット駐車場で、盗難されたナンバープレートを装着したクルマをパトロール中の警察官が発見した。

職務質問を実施しようとしたが、乗っていた男はクルマを急発進させ、パトカーに衝突、その後、近くの民家のブロック塀に突っ込んで停止した。男は器物損壊の現行犯で逮捕されている。

熊本県警・荒尾署によると、事件が起きたのは17日の午前9時15分ごろ。

荒尾市原万田付近の県道をパトカーでパトロールしていた同署の警官が、道路に隣接するスーパーマーケットの駐車場に盗難手配の出ているナンバープレートを装着した不審なクルマが止まっているのを発見した。

パトカーは駐車場の出口を封鎖するように停車。警官2人が職務質問のためにクルマに近づこうとしたところ、これに気づいた男がクルマを急発進させた。

クルマはパトカーに衝突。強引に進路を作ろうとしたが、そのまま急加速して近くにある民家のブロック塀にぶつかり、身動きが取れなくなった。

後を走って追いかけてきた警官が男の身柄を拘束。器物損壊の現行犯で逮捕した。

男が運転するクルマに装着されていたナンバープレートは6月上旬に福岡県大牟田市内で盗難されたもので、福岡県警から手配がなされているものだった。

警察ではプレートの盗難にも男が関わったものとみて追及しているが、男は容疑を否認している。

《石田真一》

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