愛媛のひき逃げ、バイク3台の少年4人を逮捕

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今月5日に愛媛県東温市内でバイクによる死亡ひき逃げ事件を起こしたとして、愛媛県警は12日、松山市内に在住する17−18歳の少年4人を業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。4人はいずれも容疑を認めているという。

愛媛県警・松山南署によると、この事故が起きたのは5日未明。

同日の午前1時40分ごろ。東温市南方付近の国道11号線の路上に「男性が倒れている」との通報が通行車両の運転者から寄せられた。

現場の路上には近くに住む53歳の男性が頭から血を流した状態で倒れており、近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で死亡している。

警察では路上に残されたバイクの部品や、タイヤ痕から複数台のバイクが関与した可能性もあると判断。現場に落ちていた容疑車両の部品から車種の特定を行うとともに、集団暴走での摘発歴があるグループの洗い出しを進めた。

その結果、いずれも松山市内に在住する17−18歳の少年4人が容疑に関わっていたという可能性が浮上。

任意で事情を聞いていたところ、バイクではねたことを認めたため、業務上過失致死や道交法違反容疑で逮捕した。逮捕された4人の中には同乗者1名が含まれており、また運転者の1名(18歳少年)は無免許だった。

警察の調べに対し、4人は事故当日にバイク3台で連なるように走行。途中でこのうち2台が男性に衝突する事故を起こした。4人は男性に声を掛けたが、無反応だったために怖くなって逃走したと話している。

《石田真一》

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