4日夕方、大阪府茨木市内の近畿自動車道上り線で、路肩を走行している乗用車をパトカーが発見。ただちに追跡を開始した。クルマはそのまま渋滞中の車列を強引に突破し、逃走している。
大阪府警・高速隊によると、事件が起きたのは4日の午後4時50分ごろ。
茨木市奈良町付近の近畿自動車道上り線で、交通事故の処理を終えて基地に戻る途中の同隊パトカーが渋滞に巻き込まれて停車していたところ、路肩を走行して後方から接近してくる乗用車を発見した。
パトカーはサイレンと赤色灯を使用して追跡を開始したが、クルマは渋滞中の車列の合間をすり抜けるように逃走。合計8台のクルマに接触や衝突を繰り返した。
渋滞中の車列に行く手を遮られたことからパトカーも追跡を断念。被害者の救護に当たったが、幸いにもケガ人はいなかった。
警察では道路交通法違反(通行区分違反)容疑で逃げたクルマの行方を追っている。