事故はパトカー追跡と関係ない…と逮捕者が言い訳

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5月30日、福岡県柳川市内の市道で、信号無視を行った軽自動車をパトロール中の警察官が発見、パトカーで追跡を開始した。軽自動車はそのまま逃走、ハンドル操作を誤って民家の門柱に衝突し、乗っていた5人が軽傷を負っている。

福岡県警・柳川署によると、事件が起きたのは5月30日の午前1時50分ごろ。柳川市三橋町柳河付近の市道をパトロールしていた同署のパトカーが交差点の赤色点滅信号を無視して進行する軽自動車を発見した。

パトカーは赤色灯を点灯させて後方から追跡を開始。軽自動車はスピードを上げて逃走したが、約170m先にある民家の門柱に衝突して停止した。衝突によって軽自動車は小破。乗っていた5人が顔面を打撲するなどの軽傷を負っている。

警察では業務上過失傷害と道路交通法違反(信号無視)の現行犯で、このクルマを運転していた20歳の男を逮捕している。取り調べに対して男は「パトカーに気づいておらず、逃走したわけではない」と供述しているという。

《石田真一》

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