5月26日、沖縄県那覇市内の県道で、沖縄県警・那覇署のパトカーが横断歩道を歩いていた男性をはねる事故が起きた。
男性は近くの病院に収容されたが、頭部打撲の軽傷を負っている。警察ではパトカーを運転していた57歳の巡査部長から事情を聞いている。
沖縄県警・那覇署によると、事故が起きたのは5月26日の午後6時40分ごろ。那覇市与儀1丁目付近の県道を同署・交通課に所属する57歳の男性巡査部長が運転するパトカーが走行していたところ、横断歩道を歩いていた48歳の男性をはねた。
男性は頭からパトカーのフロントガラスに突っ込む状態となったが、現場に隣接する病院に収容されて手当てを受けた。男性は頭部打撲の軽傷で、意識もあるという。
現場は見通しの良い直線道路で、横断歩道には信号機も設置されていた。
同署ではパトカーを運転していた巡査部長から業務上過失傷害容疑で事故当時の状況を聞くとともに、信号機の表示パターンについても調べを進める方針だ。