25日、和歌山県打田町内の県道で、センターラインをオーバーした25歳女性運転の乗用車が、対向車線を走行中の別の乗用車と接触。元の車線に戻ろうとした際にガードレールをなぎ倒し、約10m下の沢に転落する事故が起きた。
クルマは大破・炎上したが、女性は通り掛かったクルマのドライバーたちに救助されている。
和歌山県警・岩出署によると、事故が起きたのは25日の午前6時55分ごろ。打田町神通付近の県道を走行していた25歳女性運転の乗用車が、前方を走っていた別のクルマを追い越そうとしてセンターラインを逸脱、対向してきたクルマと接触した。
女性のクルマは元の車線に弾かれ、さらにはハンドル操作を誤ったのか道路左側のガードレールに衝突。これをなぎ倒し、約10m下を流れる沢に転落した。
クルマは落下の衝撃によって大破。後続車のドライバーなどが沢に降り、運転席で気を失ったまま倒れていた女性を救出した。
大破したクルマからは燃料が漏れ出し、女性の救出直後に出火、そのまま全焼している。
女性は近くの病院に収容されたが、頭部や胸部を強打しており、重体となっている。
現場はカーブの多い山間部の道で、女性はカーブを進行中に追い越しを掛けようとしたとみられている。