当て逃げのクルマ、タイヤ交換で御用

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滋賀県警は24日、当て逃げ事故を起こし、そのまま逃走していたとして29歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反容疑で逮捕した。衝突の際にタイヤがパンクし、現場近くで交換作業を行っている際に発見されている。

滋賀県警・甲賀署によると、事故が起きたのは23日の午後10時55分ごろ。甲賀市信楽町下朝宮付近の国道307号線で、36歳の男性が運転する乗用車が減速したところ、後続のクルマがこれに追突した。

この事故で助手席に同乗していた36歳の女性が首に軽い打撲を負ったが、追突してきたクルマはそのまま現場から逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、周辺をパトロールしていたパトカーが事故から約30分後の午後11時30分ごろ、現場から200mほど離れた場所でクルマを路上に駐車し、タイヤ交換をしている不審な男を発見した。

クルマに損傷が確認できたため、警察官がその場で作業していた29歳の男に職務質問を行ったところ、当て逃げ事件に関与していたことを供述。24日未明に業務上過失傷害や道交法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

男は取り調べに対して「気が動転して逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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