学校内で示威行為、教諭が重傷

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16日、北海道函館市内の私立高校の前庭に若い男女が乗った乗用車が無断で侵入。クラクションを連打したり、大声で騒ぐなどの迷惑行為を行った。

同校の教諭が門扉を閉ざしてこのクルマを閉じ込めようとしたところ、クルマは急加速して門扉に激突して強行突破を試みた。これによって門扉を動かしていた54歳の男性教諭が重傷を負っている。

北海道警・函館中央署によると、事件が起きたのは16日の午後1時10分ごろ。函館市柳町付近にある私立女子高校の前庭に乗用車が侵入。急な加減速を繰り返してタイヤを鳴らしたり、クラクションを連打するなど、校舎内にいる生徒に向けた示威行為を約5分間に渡って繰り返した。

学校側は警察に通報。教師数人が入口の門扉を閉ざしてクルマの封じ込めを図ろうとしたところ、これに気づいたクルマが急発進し、閉じかけていた門扉に激突した。

衝突の衝撃によって、門扉の近くにいた弾54歳の男性教諭が弾き飛ばされ、胸の骨を折る重傷を負っている。クルマは止まらずに強行突破。そのまま逃走している。

クルマは20歳前後の男が運転。この他に同年代の男女1人ずつが乗っていた。警察では傷害事件として捜査を開始。逃げたクルマの行方を追っている。

《石田真一》

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