バイクが検問突破、警官重傷

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13日、埼玉県さいたま市見沼区内の県道で、スピード違反の摘発を行っていた埼玉県警・大宮東署の警察官が停止命令を無視したバイクにはねられる事件が起きた。

警察官は右足を骨折する重傷を負ったが、バイクはそのまま逃走している。警察では殺人未遂と公務執行妨害の両面から捜査を開始している。

埼玉県警・大宮東署によると、事件が起きたのは13日の午前11時30分ごろ。

同署の交通課がさいたま市見沼区南中丸付近の県道で交通検問を実施していたところ、制限速度をオーバーして進行する1台のバイクを発見。同課に所属する40歳の巡査長がこのバイクに対して停止命令を出した。

バイクは一旦これに従う姿勢を見せたものの、直後に急加速。巡査長をはねてそのまま逃走した。巡査長はバイクと接触した際に転倒し、右足の骨を折る重傷を負っている。

警察では殺人未遂と公務執行妨害の両面から捜査を開始。逃げたバイクの行方を追っている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。当時は同署がスピード違反の摘発を中心とした交通検問を実施していた。

《石田真一》

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