交通整理の警備員、泥酔運転にはねられる

自動車 社会 社会

10日、京都府城陽市内の国道で、道路工事の現場で交通整理を行っていた男性警備員に対し、停止指示を無視して進行してきたとみられる軽自動車が衝突した。

男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打しており、意識不明の重体となっている。クルマを運転していた34歳の男は泥酔状態だった。

京都府警・城陽署によると、事件が起きたのは10日の午前3時15分ごろ。城陽市奈島付近の国道24号線で、道路工事による車線規制実施のため、62歳の男性警備員が車道中央付近で交通整理を行っていたところ、停止の指示を無視して突っ込んできた軽自動車がこの男性をはねた。

男性は数メートルに先まで弾き飛ばされ、すぐに近くの病院に収容されたが、路面に叩きつけられた際に頭部を含む上半身を強打しており、意識不明の重体となっている。

事故を起こしたクルマを運転していた男は一目でわかるような泥酔状態だったため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

後に行ったアルコール検知では呼気1リットルあたり0.55ミリグラムという高濃度のアルコール分を検出しており、警察ではより厳しい酒酔い運転への切り換えも視野に入れている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース