悪いことだとは思ったけれど…30年間も無免許

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群馬県警は8日、約30年間に渡って無免許運転を続けてきたとして、茨城県内に在住する61歳の男を逮捕した。男はこれまでにも無免許運転で3回の摘発歴があり、警察では悪質として逮捕に踏みきったという。

群馬県警・長野原署によると、道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕されたのは、茨城県新治村に在住する61歳の男。

この男は7日の午後1時ごろ、群馬県長野原町大津付近の国道292号線で自己所有の軽トラックを運転中、付近をパトロールしていた同署員が左ミラーが無くなっていることを発見。整備不良の疑いがあるとして停止を求めた。

男はれには素直に応じたが、署員が免許証の提示を求めたところ「持っていない」と回答。照会したところ、1975年に更新忘れから免許を失効させ、その後に取り直していないことが判明した。

男は30年間に渡って無免許運転を続けていたことになるが、この間に3回の摘発歴があった。その度に再取得を勧められていたとみられるが、それを行おうとしなかったことから、警察では「悪質な常習者」と判断。男の逮捕に踏み切った。

取り調べに対し、男は「草津(温泉)に来た。無免許は悪いことだと思っていたが、安全運転をしていれば大丈夫だと思った」などと供述している。

《石田真一》

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