警察署に爆竹を投げる…少年3人を逮捕

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7日、大分県中津市内の警察署や交番に向かって、走行中のクルマから爆竹を投げつけたり、ロケット花火を発射させたとして同市内に在住する17−19歳の少年3人を道路交通法違反(道路における禁止行為)容疑で逮捕した。

大分県警・中津署によると、事件が起きたのは7日の午前3時35分ごろ。

同署裏の市道を走行していた軽自動車から、警察署の敷地内や建物に向かってロケット花火や大量の爆竹が投げ込まれた。大音響に気づいた当直の警官が表に出たときにはクルマはすでに逃走していた。建物などに被害は無かった。

また、この10分後の午前3時45分ごろ、中津市上如水付近の国道213号線沿いある同署・中津東交番前の路上にも通り掛かった軽自動車から爆竹約20個が投げつけられた。

警察では二つの事件を「警察に対する悪質な嫌がらせ」と判断。似たような軽自動車の目撃例があることから、同一犯によるものとして調べを進めてきた。

その結果、同市内に在住する少年3人が事件に関与した疑いがあるとして、任意で事情を聞いてきたところ、3人が容疑を認めたため、8日午後までに逮捕した。

3人は暴走族のような活動を行っており、取り調べに対しては「警察に恨みがあったので嫌がらせをしようと思った」などと供述している。

《石田真一》

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