2年間に渡ってレンタカーを乗り回した男

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宮崎県警は6日、愛知県内のレンタカー会社から借り受けたクルマを返却せず、約2年間に渡って乗り回していた44歳の男を横領容疑で逮捕した。今年4月から宮崎県内で目撃情報があり、一斉手配していた。

宮崎県警・宮崎北署によると、借り受けたレンタカーを返さず、約2年間に渡って乗り回していたとして横領容疑で逮捕されたのは、宮崎市内の運転代行業者に勤務すると自称する44歳の男。

この男は2003年5月、当時在住していた愛知県安城市内にあるレンタカー会社から、ミニバン1台(当時の時価約211万円)を2日間の予定で借り受け、返却せずに約2年間に渡って乗り回していた疑いが持たれている。

レンタカー会社は2003年6月までに被害届を出しており、借り受けの際にコピーを取った免許証の記録から、男が出身地の宮崎県に逃走する可能性もあるとして、宮崎県警にも手配を行っていた。

クルマの行方はわからないままだったが、今年4月に宮崎市周辺でパトカーに乗務していた警察官によって目撃されていたことから再び手配。6日に同署員が宮崎市内で発見し、男を逮捕した。

男は「カネが無くなったので宮崎に戻ってきた。車内で寝泊りしていた」などと話しているという。

《石田真一》

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