気がついたら目前に…小学生2人重軽傷

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4月27日、新潟県小千谷市内の国道で、集団登校を行っていた小学生の列にトラックが突っ込み、6歳と7歳の女児が重軽傷を負う事故が起きた。

警察ではトラックを運転していた54歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(歩行者妨害)の現行犯で逮捕している。

新潟県警・小千谷署によると、事故が起きたのは4月27日の午前7時40分ごろ。

小千谷市高梨町付近の国道351号線で、近くの小学校に通う児童5人が横断歩道を渡っていたところ、54歳の男が運転する普通トラックが突っ込んできた。

児童らは突進してくるトラックに気がついて逃げ出したが、2人が車体の直撃を受けた。

この事故で6歳の女児が右足の骨を折る重傷、7歳の女児が転倒した際に打撲する軽傷を負って、病院で手当てを受けている。

現場は見通しの良い片側1車線の直線道路。横断歩道はあるものの、交通量が少ないことから信号機は設置されていない。

警察ではトラックを運転していた男を業務上過失傷害や道交法違反の現行犯で逮捕している。警察の調べに対し、この男は「考えごとをしながら走っていた。気がついたら小学生が目前にいた。ブレーキを踏んだときには遅かった」などと供述している。

《石田真一》

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