和歌山県警は23日、クルマのボンネットに「バカ」や「アホ」などの文字をカッターナイフを使って書いていたとして、67歳の男を器物損壊の現行犯で22日に逮捕していたことを明らかにした。
被害台数はかなり多く、警察では関連を調べている。
和歌山県警・和歌山東署によると、器物損壊の現行犯で逮捕されたのは、和歌山市内に在住する男。
22日の午前10時ごろ、同署員が和歌山市太田付近でパトロールを行っていたところ、駐車場のクルマをジッと眺める不審な男を発見した。
近辺ではクルマのボンネット部分に「バカ」や「アホ」などの文字が鋭利な刃物で刻まれる事件が今年2月ごろから続発しており、署員が職務質問を実施するために近づこうとしたところ、男がポケットに隠し持っていたカッターナイフを使って犯行に及ぶところに遭遇した。
警官は男の身柄を確保し、器物損壊の現行犯で逮捕。以前に起きた同様事件との関連を調べている。
取り調べに対し、男は「ストレスがたまっていた」というようなことを供述しているようだ。